ケアマネージャーの体験談

自分次第で大変さが変わる

どのような仕事も当たり前ですが、怠ければ怠けることが出来、頑張れば頑張ることが出来ます。
しかしながら仕事をするからには、一人前のプロとしてやるのが他の人にも喜ばれる結果となります。

ケアマネージャーの仕事は、要介護者をひとりひとりケアをして面倒を見ていくこととなりますので、深く関わり、家族とも深い十分なコミュニケーションを行います。
そして、どこの利用者も快く対応してくれるとは限らず、家族の不仲に巻き込まれてしまう、利用者と家族の間で板挟みになるなど、何かと苦労も多い仕事です。

また自分自身が頑張れば大変になってもいきますが、所属する事務所などの方針によって、ガソリン代を節約するために訪問する回数を減らすなど、上の指示で制限されるようなこともあります。
事務所の方針によっても、どのように働けるかが大きく左右される仕事です。

体験談

それではケアマネージャーの体験談をご紹介します。

・ケアマネージャーの前は介護スタッフとして働いており、その時はやりがいを感じていましたが、他の人でも私の仕事は代用ができるのではないかと、どこか空虚な雰囲気を感じていました。
介護の知識を深めて活かそうと思い、思い切ってケアマネージャーになりました。

大変なのは、ケアマネージャーの試験合格後の研修と、仕事での責任が重大ということです。
夜勤や早朝出勤はないものの、土日出勤があったり平日でも利用者の状況によって残業になったりします。
利用者が発作を起こして、急いで救急センターに運んだことがあるので、利用者の状態によっても仕事を左右されます。

仕事では利用者の状況を把握して、それに対応して動かないといけないので、フットワーク軽く仕事することも求められます。
そして何よりケアマネージャーは信頼が第一です。
利用者やその家族とのコミュニケーションはとても大切です。

・ケアマネージャーは、その質が問われる職業です。
利用者を介護して医療行為も行いますので、下手なことは出来ません。
私は介護スタッフとしてある程度の知識はあるので、医療行為も問題なく行えますが、中にはただ単に資格だけ取得して現場に来る方もいます。

そのような知識の無い質の悪いケアマネージャの場合は、何も知らず違法行為もしてクレームも多いので大変です。
ケアマネージャーになるなら、やはりその点をわかっていないと、利用者の命にまで関わることになり大変です。

仕事を始めた頃でもすでにケアマネージャーは飽和状態だったので、正社員ではなく契約社員として雇ってもらったので、給料が低くその点がとても大変でした。
実際給料は余り良くないので、私の周りでも辞めていく人は多いです。

介護支援専門員実務研修受講試験

資格について

ケアマネージャーになるためには、資格が必要であり、介護支援専門員実務研修受講試験を取得し介護支援専門員実務研修を受けなければいけません。
資格を取得するためには実務経験が必要であり、さらに受験するには受験資格に定められている資格を持っていないといけません。

実務経験としては、医療や福祉系の資格を持っていなければ、介護業務を10年以上行わねばならず、福祉や保険や医療の資格または生活相談員の場合は、5年以上の実務経験が必要となります。
そのためにケアマネージャーになろうと思っても、すぐになれるものではなく、資格無しで10年実務経験を行うか、または該当資格を取得し5年実務経験を積まなければいけません。
さら受験資格は細かい規定があるので、受験するならその規定や受験資格要項を見ておくと良いです。

そして見事介護支援専門員実務研修受講試験に合格すると次は研修を受けます。
実務研修では前期と後期の2つに分れており、講義をメインとして前期と後期の間には課題が出されます。
この研修でケアマネージャーとしての実務や理念などを学び、即戦力を育てていきます。
見事研修を終了すると、次はケアマネージャーの登録を行うことでケアマネージャーとして働けるようになります。
このようにしてケアマネージャーは試験自体の難易度は高くはないですが、資格を取得するまでにはとても長い道のりを歩まなければいけないのです。

試験について

介護支援専門員実務研修受講試験は、国家試験の中ではそれほど難しい部類ではありません。
仕事をしていても、空いた時間で勉強をしていけば、試験合格できるレベルです。
10年ほど前は試験合格率は40%程でしたが、現在はケアマネージャーが飽和状態であるために、次第に受験内容は難しくなっており、合格率も下がってきています。
最近の合格率は15%前後と下がってきています。

試験内容としては、介護保険制度・要介護認定・居宅施設サービスの知識、保健医療サービスの知識、福祉の知識に関しての問題が出されます。
全部で60問出題され、合格基準以上の正解で試験合格となります。
合格基準は決まっているものではなく、毎年基準が変わります。

試験はマークシート方式であり、選択して問題に解答していきます。
通常は120分間で行われますので、それほど焦らなくても、全ての問題に解答できるでしょう。

試験に合格するとその後研修を受けて研修後登録を完了すれば、ケアマネージャーとして働くことが出来るようになります。
そして、ケアマネージャーになると、5年ごとに資格の更新があります。
更新の際は研修を受ける必要があり、その研修を終了することでケアマネージャーの資格が5年延期されます。