カフェプランナー資格認定試験

試験の概要

カフェプランナー資格認定試験は、カフェを開業、運営するにあたり必要な知識を習得し、その内容を確認する資格試験です。
レベルは4級から1級まであり、4級は珈琲や紅茶の入れ方、器具の使用方法など、かなり試験範囲も狭く、身近な内容となっていますが、1級になると店舗プロデュースなど幅広い範囲から出題されます。

それぞれの級の受験資格は、4級の場合は所定の口座を修了していること、3級以上の受験資格は、その前の級に合格していて、やはり所定の対策講座などを受講していることなどが挙げられます。
また、2級になると、カフェプランナー協会の正会員であることなども受験資格となりますので、1級まで取得するにあたり、出費が結構ありそうです。

カフェプランナーの資格は、実際にカフェスタッフとして働くという方にも役立ちますし、カフェのプランニングを行う仕事がしたい、という方にも役立ちます。
カフェでおいしいコーヒーを提供したいという方は、4級を取得しているだけでも十分に仕事に活用できるでしょう。

カフェプランナーの仕事

カフェプランナーという仕事は、こうした事務所や会社などでこのような部署があるというわけではないので、かなり曖昧な職業であるともいえます。
例えば、フードコーディネーターという仕事があるかと思いますが、カフェプランナーの仕事は、フードコーディネーターが同様の仕事を行うケースもあります。

空間においてはフードコーディネーターではまかないきれない部分もあるかと思われますが、メニュー作成や食器の手配などは、フードコーディネーターの持っている知識で十分に行えます。
こうした観点から考えると、カフェプランナーの仕事は線引きがかなりあいまいで、実際に仕事をする場合にはなんでも屋さんのようにいろいろなことをしなければならない可能性があります。

たまに、ダイニングバーなどの立ち上げを専門とする仕事をしている方がいらっしゃいます。
バーの開業を任され、軌道に乗せるところまでを請け負い、起動にのったら契約を終了し、また次の開業に携わる……という仕事です。
こうした仕事を自分で開業し、カフェの立ち上げ屋さんのような仕事をするのも、カフェプランナーの仕事といえると思います。

つながりを大切に

食の仕事は、コネクションありきの面が多々ありますので、実際に仕事をすることになったら、縦横の繋がりを大切にしながら、チャンスがあればどこにでも飛び込んで行くくらいの気持ちで臨むことが重要です。
こういった仕事は、待っているだけではオファーはこないので、自分から動ける人が成功する世界。
カフェプランナーを目指したい方は、本気で頑張ってくださいね。
アイリストもそうですが、独立して働きやすい仕事だと思いますので、将来開業したいという方にも向いている資格なのではないでしょうか。