ビジネスにTOEICは必要不可欠

TOEICとは

TOEICとはTest of English for International Communication(国際コミュニケーションのための英語テスト)の略であり、英語でのコミュニケーション力の指標となるテストです。試験は、アメリカのEducational Testing Services(ETS)という会社が作成しており、日本における実施、運営は財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が行っています。世界的に利用されるテストですが、英語を母語としない人を対象にしたテストなので、日本やアジアの受験生が多い傾向にあります。

TOEICは特にビジネスで使用するビジネス英語に特化しています。
そのため外資系企業や海外と取引のあるビジネスマンや、就活生に人気の資格です。
特に外資系企業では、昇進条件や海外赴任条件をTOEICスコアに設定したり、求人情報で明確にTOEIC何点以上、と指定している場合があります。

TOEICの点数は、10点から990点までの点数が付けられ、その数字で実力を測ります。
平均スコアは560~580程度のため、600点あれば平均よりは英語力があると判断できます。しかしネイティブの人や留学経験のある人にとっては900点以上取れるような内容のため、英語力をアピールしたい場合はそれなりの点数を取る必要があります。

TOEICの試験内容

TOEICの試験は、リスニングが100問、45分、リーディングが100問、75分、合計2時間のテストです。
問題は全て英語で、マークシート方式で回答します。文章問題だけではなくリスニング試験があるため、日頃から英語を聞き慣れている必要があります。

TOEICの過去問集や問題集を買う時は、リーディング用の音声ファイルが付いているものがおすすめです。問題集によって音声ファイルの添付方法が異なり、場合によっては利用できないのでよく確認してから購入しましょう。添付方法は大きく3つに分かれます。まずCDで付いてくる場合。これは古いテキストに多いです。図書館で問題集を借りる場合も、このケースが多いでしょう。ラジカセやPCなどで聴くことができます。次にCD-Rで付いてくる場合。この場合はPCを持っていないと利用できません。
そしてアプリが利用できる場合。この場合はスマホにアプリをインストールして、音声を聞くことができます。

英会話スクールに通うことでも、リスニング能力を鍛えることができます。特にスカイプ英会話が利用できるスクールですと、自宅にいながら外国人講師の授業を受けることができるため便利です。