ソムリエ資格試験体験談

敷居の高そうな資格、経験者の声が聞きたい

ソムリエの資格は、資格取得までにかなりの費用がかかる上に、繊細な味覚や嗅覚を必要としますので、とても敷居が高い印象がありますね。

ワインが大好きなので、趣味と実益を兼ねて資格取得をしたいと考えるけれど、いろいろと不安があるという方も多いでしょう。
ここで、実際にソムリエ資格試験を受けた方の体験談をご紹介しますので、ぜひ受験の参考にしていただければと思います。

きっかけはイタリア留学

ソムリエの資格を取得したAさんが受験を考えたのは、イタリアに留学したことがきっかけだったのだそうです。
イタリアではバルやさまざまなレストランでアルバイトをしていたそうで、ワインが大好きということも相まって、本格的に勉強をすることに決めたのだとか。

ソムリエの資格試験の勉強に重要なのは、とにかく記憶。
ワインの銘柄はもちろん、耳でも鼻でも、そのワインについてとことん暗記していくことが重要になります。
Aさんも必死に記憶しようとしていましたが、テキストや用語本などを見ているだけではなかなか覚えられなかったそうです。

そこで、音にして耳から記憶するという方法を試してみたら、驚くほどに忘れにくく、その後は必要な用語をすべて音にして、耳から記憶するように勉強法を変えました。
テキストなどの本だと、持ち歩くのにかさばりやすいですし、電車の中でも広げにくいなどのデメリットがありますが、音であればスマホに入れて手軽に持ち歩き、場所をとらなくとも勉強ができるので、ダブルのメリットがあったとのこと。

ひたすら問題を解く

暗記と並行して行ったのが、練習問題をひたすら解くということ。
過去問などをかなりたくさん入手し、ひとつでも多くの問題を解いて記憶する、ということに重点をおいた勉強をされたそうです。

1日にまとめて勉強しても、日にちが空いてしまうと忘れてしまうので、毎日短時間でも必ず勉強時間を設けることにしたもの勝因だった、とAさんが語ってくださいました。
試験範囲のボリュームが大きい資格は、このように毎日コツコツ勉強を継続することがポイントのようですね。

覚える量が膨大なので、ソムリエの資格はやはり簡単ではないですが、覚えた知識をそのまま仕事に生かすことができるので、決して無駄にはならないそうです。
ソムリエ資格試験の勉強をしようと検討されている方は、この方法を受験対策の参考にしてみるとよいかもしれません。